ライクあっbag &

鞄が大好きです。色々な物を詰めて運ぶお気に入りのバッグや気になったものを中心に載せていきます。

かばんの予備知識

以前、かばんのミュージアムをブログで紹介しました。

https://h50kick.hatenablog.com/entry/2019/05/27/211153

ブログでは総称として、かばんや鞄、Bag、バッグなどの言葉を使っています。

【かばんの呼び名はなぜ付いたんだろう】

と通勤中の電車で調べてみました。

●そもそもかばんの定義は

身の回り品の保護または、運搬を目的とした容器のうち主として、素材を問わず、携帯用に供する容器として用いるもの。

(ハンドバッグ、小物入れは除く)

見つけた日本かばん協会のHPで紹介されていました。

http://www.kaban.or.jp

ハンドバッグと小物入れはかばんではないというのが発見でした。
日本語的にいうと携帯用具=かばんだそうです。

●そして、本題の呼び名です。

カバス(オランダ語)、挟板(キャハン、支那語)、堤嚢(つつみぶくろ?)、革盤(かわばん)、革包(かわつつみ)等々種々な名称、語源があり、以上の中の革包が転化して鞄(かばん)になったと言われています。

一つの説は、オランダ語だったんですね。
この協会のHPは、歴史やカバンの種類が説明されていて、とても為になる内容でした。
特に4つのおはなしは是非お時間のあるときにご覧いただければと思います。

http://www.kaban.or.jp/ohanashi.php

また、NAVERまとめでは

かばんの語源・由来 かばんの語源は諸説あり、中国語で「文挟み(ふみばさみ)」を意味する「夾板」を日本語読みした「キャバン」が転じ、「かばん」になったとする説。 同じく中国語で、「お櫃(おひつ)」を意味する「夾槾」を日本語読みした「キャバン・キャマン」が転じ、「かばん」になったとする説。 その他、オランダ語の「kabas(カバス)」が転じて「かばん」になったとする説があり、「夾板(キャバン)」が転じて「かばん」になったとする説が有力とされているが、「かばん」に変化する過程の文献が見当たらないため、正確な語源は未詳である。

と説明されていました。

鞄という漢字が目立ち始めたのは、どうも明治時代初期のようですから、貿易が盛んだった中国、オランダのどちらかなんでしょうね。ググってみてもこの2つの国から来た説が多かったです。

で、当然、なぜオランダではカバスと付いたのか。

これを調べるうちにとてもいいHP見つけました。

http://japanbag.com/

この方が語られているのは、現在のオランダ語にはkabas カバスは残っていないそうです。古語として日本の時代の明治前後では使われていたそうです。

オランダ語のkabasの由来は分かりませんでした。オランダ人の方に出会うチャンスがあれば聞いてみたいと思います。

中国の鞄ブランドやメイドインチャイナのかばんは持っていますが、オランダのブランドは持っていません。オランダ産かばんに出会えることを楽しみにしてます。

まずは、来週香港発のバックパックが届く予定です。歴史を思いながら待ち運びたいと思います。

今回は文章ばかりで失礼しました。